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2021年4月

  • 2021-04-14

納棺師とグリーフケア

父が亡くなり、病院の霊安室での一時安置。 父の遺体は、家族が到着し医師が死亡確認をして、すぐさまに霊安室へ移されました。 致し方ないけれど、父の遺体とともに、裏手に通じるエレベーターへ続く薄暗い通路を通って、霊安室へ向かいました。 病棟の外にプレハブで作られたそっけなく冷たい雰囲気の霊安室は、息をしていた何時間か前の「人」であった父が「モノ」的な扱いになってしまったようで悲しかった。 さらに、葬儀 […]

  • 2021-04-13

お母さん

伯母が以前入所していた、介護老人保健施設。 その時伯母は、自宅前の坂で転倒して肋骨骨折し、入院の後の入所施設でした。 「介護老人保健施設」は、基本的には最長3か月ほどしか入所できません。 なぜなら入所の目的が、在宅での生活復帰を目指すことのため、医療的ケアやリハビリを受ける施設だからです。 伯母も認知症が進んでいましたが、自分では認めていませんでした。 自分が見えたもの、聞こえたもの、思ったことは […]

  • 2021-04-07

葬儀の傾向~コロナ禍~

葬儀は段々と小規模化傾向にあり、都会のほうから、「家族葬」(家族、親族のみの葬儀で一般参列者なし)の流れがあり、さらには「直葬」(ちょくそう/じきそう。通夜葬儀なしでおくりだして火葬)の割合が増えてきている・・・という流れがありましたが、このコロナ禍で、一気にその傾向が進んだようです。 病院や介護施設などでも、面会の制限があるくらいですから、一般の参列者に来てもらうのははばかられるので、葬儀の縮小 […]