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04.「死」しぬ

  • 2021-06-01

戦友のぶんまで・・・

人の生き方も、逝きかたも、人それぞれ・・・ こんな方がいました。 大正生まれのその方。 青年時代は戦争のまっただ中。特攻隊で海に、空に散った戦友の方々。 生き残ったその方は、若くして散った戦友たちの分まで長生きすると、常日頃からの口ぐせだったとか。 生きていくために、ご自身を奮い立たせる、自分にとっての叱咤激励であったのかもしれないとも感じます。 その方は、鹿児島にある「知覧特攻平和会館」が、19 […]

  • 2021-05-29

お坊さん便

かつて物議をかもした、「Amazon お坊さん便」。「宗教を商品化するな!」と全日本仏教会と対立していました。「みんれび」(現在は、「よりそう」)という会社が始めたサービスで、葬儀供養など仏事の際に僧侶を手配し、全国に一律定額で派遣できるサービスでした。 調べてみると、 運営開始は2013年で、2015年からアマゾンで出品。問い合わせ件数の実績が2014年度と2018年度を比べると約13倍になって […]

  • 2021-05-19

お坊さん、それはちょっと・・・

『グリーフケア入門』という本の、「仏教儀礼のグリーフケアの要素」という項を読み返していました。 ざっくりと要約しますと・・・『仏教儀礼である、枕経、通夜、葬儀・告別式、拾骨式、初七日、後に続く法要などは、故人を偲び、供養し、手を合わせて、家族や親族、親しい方々と故人を語り合う【場】である』ということなのです。 【用語説明】枕経:死亡の知らせを受けて僧侶が故人の元へ行き(自宅もしくは葬儀会館などご遺 […]