身辺を整える・・・プレ終活

両親の七回忌が過ぎたものの・・・親、特に母親の残した物は、まだ全部処理し切れていません。
実家、元の実家、伯母の家、伯母が入所していた施設、さらには、諸事情により空き家にしていた自分の家・・・と、ここ数年、果てしなく片付けをしていました。
「こんなに物がなければ、もっと自分のことに時間を使えたのに・・・」と何度思ったことでしょう。(泣)

もし私が突然に死んだら、今度は弟に負担がかかるので、それは避けたいと思い、日々、物の処分をしている最中でもあります。
葬儀の会員証、銀行口座やクレジットカード、保険、契約している様々なことを、ファイル1冊にまとめようとしています。
また、今は、スマホやPCで多くのことを行っているので、そのIDやパスワードなど、後を家族に託さねばいけないことがたくさんあります。

一気には、なかなかできないので、常にファイルを手元に置いて、必要なことを書きこんだり、ファイリングしたりを積み上げていくしかなさそうです。

『終活』をしているようでいて、実は、「今」の自分の生活を見直し、すっきりとさせる効能も、同時にあります。
「物」が多ければ多いほど、思考もクリアではありません。


生活している「場」が整えば、自分の「思考」も整い、物事が好転していくこともあります。

50歳過ぎたら、これまでの自分を葬る「終活」をして、
整った場と思考で、「新たな自分を生きる」転機にしてもいいのではないかと思うのです。

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